■あなたの書くことは・・・

"Je déteste ce que vous écrivez, mais je donnerai ma vie pour que vous puissiez continuer à écrire."

かっこつけて、フランス語を引用してみました。

「あなたの書くことは大嫌いですが、あなたがかきつづけられるために、わたしは命を捧げましょう。」

読了したジョージ・オーウェルの「動物農場 ―おとぎばなし―」（岩波文庫）の川端 康雄氏の訳注（ヴォルテールの言葉）から引用したんですが。

いや、おっしゃることはよく分かりますが。
分かるんですが。
もちろん、書くな、とも、検閲必要！とも思いませんが。

やっぱり、嫌いな人が、腹立つこと書けば、むかつきますねん、実際。
もうなんかイカリを通り越して、あきれて、気にしなければいいのですが。
便所の落書きとでも、思っとけばいいのですが。

・・・あんな人、こんなことに、心動かされ、いちいち反応してる自分が嫌になります。人間が小さい。小心翼々。


もっと、飄々と生きてみたいなぁ。なんか、おじんくさいというか、覇気がないですが。


あ、当のヴォルテールもこんなこと言ってますね。
"Quand la populace se mêle de raisonner, tout est perdu. "
「下賤の輩が理屈を言い出すと、なにもかもが終わりです。」


・・・こんなことも。
「引用の技術とは、己自身では熟考できぬ人々の技術である。 」

す、すみません。大学のレポートもコピペでした・・・

（ヴォルテールのウィキクォート。）

あと、オーウェルの「動物農場」は大変面白かったです。ソビエト、というかスターリンへの痛烈な批判。収録されてる序文も興味深い。
H&Bのアニメ、Wiki。