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■前日全血献血
いやはや、血が足りんのですよ。前日にキタで遊んで(タワーレコードとジュンク堂と西梅田献血センター)、400mlほど血を抜いていただきました。成分にしようかと思っていたら、待ち時間だけで1時間、それからとなると、息子のお迎えが間に合わん。
物は試し、本当に血が足りてないなんてことがあるのかと。
実際足りませんでした。
なんとか1列目の末席シード。うまくスタートから2番手走行。コーナーで弾かれ、少しビビッて10番手前後。しかし、グランドセクション終了時点で、足が動かなく。ここ最近で、一番の足の痛みが。
なんとなく、あれか、血が筋肉にうまく通ってないのか?
1周目終了時点で、たぶん4,50番手までまで、ごぼう抜かれ、いや守口大根抜かれか。
とにかく、本日の40分は、今までになく長く、ながーく感じられました。非常に苦しかった。
最後は桃太郎氏をなんとか振り切って終了。
みなさんも、前日全血献血にはご注意ください。
で、方丈記(浅見和彦 校訂・訳)読みました。無常というか、むしろ鴨長明と言う才能の愚痴のような。ゆく川のながれは・・・は名文には間違いないと思いますが。
行間にそこはかとなく漂うのは、無常に仮託した羨望と言うか。偉くなったって、お金ためたって、この世は無常、意味なんてないよーだ、なんていう虚勢とも思われる気がしなくもない。
なんて、見透かされてたかのように、本書に
「長明の物言いには何か虚勢を感じたり、あまりにも自己満足的な結論にいささかついていけない読者もきっといるに違いない。」
終章において、自省の段に及んで、溜飲を下げる感もありますが、とても方丈記で長明が達観、諦観を持っていたとは思われない。方丈にも執心しているのも仏の教えに背くのでは?と記していることからもやはり執心していて、この境遇になったゆえの無常観という気がしなくもない。
そもそもがこれほどの美辞麗句というと語弊がありますが、名文を書きのこそうということ自体が、自己顕示欲、自負心、矜持の強烈な表れではないかと。
面白く読みました。徒然草も読みたい。
次に取り掛かったのは、ソロー、森の生活(ウォールデン)。岩波文庫。
アマゾンさんでお取り寄せとおもっていたら、なんとジュンク堂にて平積みに。はやってるの?
まぁ自分も乗せられて手に取った次第で。
自分が最も尖っていたのではないか、いや、最もへんな方向を向いていたのではないかと思う大学時代の愛雑誌スペクテイターなんぞにいまさらながら回帰しまして。
自分が、世捨て人にならないのは、もはや家族がいる、と言うこと以外に理由がないな。それはしたいことができないなんて不満じゃまったくなくてね。だるま瘋癲、ケルアック。
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プロフィール
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KAMA
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1981/09/15
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