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■Stay Clean
正直、きつかった。FAN DANCE RACEから2週間、疲れがあったとは思ってなかったけど、ダメージは残ってたか。
久しぶりに、家族で遠征。
土曜日、息子のプール後、一路鳥取へ。
朝は4時に移動予定なので、3時には起きねば、と思ってると、1時半に、寝過ごしたかも、と目覚める。もう少し寝たいが、寝るとほんとに寝過ごしそう。
なので、用意を始めて、いざ出発。眠い。
会場は5度とか。寒い。
そして、ここ数日、調子の悪かった喉はあいかわらず調子が悪く、痰が絡んで咳きがとまらない。
ビビッて、ベスト、ネックウォーマーに手袋、アームカバー。絶対暑くなるだろうなぁと思いながらも、冷えて体調が悪化するのも嫌だし。で、やっぱり1,2時間で脱ぐ羽目に。
そうこうしているうちに、6時スタート。いつもどおりほぼ最後方。
いきなりゲレンデの激登り。一気にふくらはぎが逝ってしまう。これはきつい。時折咳き込み苦しい。
ここはがまんだ。うーん、斜面が苦手だな。階段はかなり余裕があるのに。走り方が下手なんだろう。走りこみも足りないな。
で、ゲレンデを抜けて登山道。
そして、いきなりハイライト、氷ノ山。
こ、これは・・・
めっちゃきもちいい。最高だ。トレイルも楽しいし、頂上あたりは一面の薄野で、超爽快。いやいや、参加した甲斐があったってもんだ。
なんて、調子こいてると、すっ転ぶ。派手に一回転。うまくザックがクッションとなって、肘を少しすりむき、腰を打ったくらいですんだのが不幸中の幸い。
そんな気持ちのいいトレイルも、鉢伏山を越え(覚えてないですが)、苦しいゲレンデ下りでお別れ。今大会を通じで実感したのは、自分の下りのスキルのなさ。これはどうにかしたいな。
そして、第一関門から地獄の舗装路。舗装路はだめだ。これは早く走れないし、楽しくないし。これはまぁあんまりどうにかしたいと思わないな、楽しくないし。どうにかしないとタイムはよくならないのだけれども。
そして、33~37kmの間のトレイル、これはかなりヤバい。まじで滑落するかと。普通ならそんなに問題ないかもしれないけど、前の走者でかなりズルズルになってるし、自分の足も結構きてて、踏ん張れないし、で何度か滑る。手は泥だらけ。トレイル区間でこれほど苦しむとは想像してなかった。しかし、これはこれで楽しい。
抜けたらエイド。驚愕の事実が発覚、これでまだ半分くらい、そして聞くところによると、ラスト20kmエイドなしの容赦ないレイアウトとか。・・・コースはちゃんと把握していないといけないな。心折れそうになる。
そしてまた地獄の舗装路、颯爽と抜かれ去る。いつも思うですが、もう、タイムとか順位とかいいや、そんなの考えられない、とにかく早くこの地獄から抜け出したい。
第二関門では少しゆっくり、地元の方々の応援が身にしみる。そして登山道へ。
歩くような斜度の急坂よりも、がんばれば走れるような微妙な登りがきつい。途中舗装路もきつい。登山道で抜かした選手にすぐに舗装路、林道で抜き返される。しかし、もう他の選手がどうとかより、とにかく自分のことで精一杯。
第三、最終関門。なんとか1時半くらいに通過。目標は10時間切り、ということは、4時までにゴールしないといけない。あと2時間半、20km2時間半か。林道とはいえ、アップダウンはほとんどない。なんとかがんばればいけるか。しかし歩いてしまってはかなり厳しい。
なんとか歩かないようがんばるも、どうしても気持ちが切れてすこし登りになると歩いてしまう。いかん、1分でも早くゴールしたい。歩けばそれだけゴールが遠のく。
3時も過ぎて、最後の補給食、おにぎりを取り出し口に入れるも、飲み下すのがつらい、少し吐き出してしまう。お腹も弱っているのか、食後走り出すと、いつも以上に不快感。もう甘いものは脳みそが受け付けない。まったく口に入れる気が起こらない。
ああ、つらい、この単調で、足に刺さるような林道はつらい。気候のよさがせめてもの救いか。
そして、遠くに昨日受付した建物が見える。やった、ゴールはあの付近だ。もう、道なき道を直線で攻めていきたいぜ、と。
また杉の植林に突っ込む、もうとっくに飽きた。しかし、ゴールは見えてきた、あと少しのはず。
そして、やっぱり最後は舗装路か。ここにきての舗装路は足に悪い、足の甲まで突き抜けるような痛み。UTMFで味わったような膝の痛みはないものの、膝、ふくらはぎ、腿、腰、どこもかしこも痛い。
ただ気持ち悪さがないは助かった、痛みは我慢すればいい、頭痛やら吐き気やらがあると、私の弱い心はあっさりとぽっきりと折れてしまう。
カーブを曲がって後2kmと声をかけていただく。キロ5分で10分、あと10分の我慢。
時計を見ると3時半すぎ、なんとか10時間切れそうだ。
しかし、10分たってもまだゴールらしい雰囲気がない。あそこがゴールの建物、というのが展望が開けるたびに見え、カーブを曲がるとまた見えなくなり、を繰り返す。焦らされる。
そして、ああ、ゴールが見えた。ゲレンデを下ってゴールだ。
何とか目標の10時間を切れたし、なにより、一度も、もうやめたい、と思わずに走れたのはよかったかな。そして、もっていった痛み止めを飲まなかったことも。正直、なんど飲もうと思ったことか。
コースもよかった、もっとトレイルがあるといいけどなぁ、それは難しいか。沿道の声援も、なんかとても身にしみるというかありがたかった。雰囲気かな。
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誕生日:
1981/09/15
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