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昨日、練習後、映画「Block Party」を見てきました。
正直、ラップもHIpHopもさっぱり分かりません。出演者のうち、かろうじてローリン・ヒルを一度聞いたことがある、蟹江敬三じゃなかったカニエ・ウェストの名前を知ってるくらい。
ラップといえば、Rage Against The Machineくらいか。ぶっちゃけ、流行ってるから聴いてるヤツが多いんじゃないの?なんて思ってました、そういうのは自分は好きじゃないですね。メロコアが流行ればパンクスになり、HipHopが流行ればB-Boy(っていうの?)になり、あの夏はアレが好きで、今年はやっぱりこれが流行でしょ、とか。
僕はたぶん一生、メタルだ、パンクだ、ハードコアだ、なんていってると思う。そう思えるものに出会えたってのは幸せだと思う。まぁ「良識のある大人」には「雑音」なんて蔑まれるけど。
でも、分かりもしない、楽しめない音楽をしたり顔して聞いてるよりはね、自分に合ってるのを聴いてるほうが楽しい。
もちろん、一つの音楽に一生をささげて、なんていうつもりはなく、自分も最近はいろんな音楽を聴こうと思ってます。要は、自分がいいと思うもの、好きなものを、自分の感性で判断すべきじゃないかな、ということ。
あれはもうダサい、これが流行り、これ聞いてないとやばい、とか、僕には意味ないですね。だからダサいメタルを聴いて、時代遅れのパンクを聞いてます。
おっと話がそれた。ブロック・パーティーの話。
いやいや、かっこいいわ。本当にかっこいい。良かった。
何が良かったって、もっと黒人差別を訴えたりしていく、小難しい話になっているのかと思えば、そうならなってない。もちろん、主義主張はあります。歌詞なんかはかなりやばかったりする。
でも、迫力ある、楽しく、激しく、スピーディに展開していくステージングで、小難しくなってない、頭でっかちになってない。
企画したコメディアン、デイブ・シャペルって全く知りません。ジョークはそんなに面白いとも思わなかったけど、いつでも頭使って笑かすこと考えてて、楽しむこと考えてて、きわどいジョークもジョークと笑い飛ばして。
それでいて、それだからこそかもしれませんが、すごくいい人なんだろうなと思いました。優しいというかなんと言うか。
それと、シャペルの出演アーティストへの敬意が良く現れてたのも気持ちよかった。
出演アーティストでは、やっぱりローリン・ヒルが圧倒的。もってるオーラ、雰囲気が違う。これがスターなんだと素直に納得。
でも、個人的に一番キタのは、エリカ・バドゥ。なんか知らんが、本当に鳥肌が立ちました。何でだろう?自分でも良く分からないけど、(なんかすげ~)と一人で感動してました。めちゃかっこよかった。ダイブもしてたしね。
気持ちいい映画でした。自然と体が動く、手が挙がる、そんな映画。ヒップホップなんて、って思ってる人もゼヒ。