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■免罪符
大きな真鯉は~♪
我が家にも、鯉が泳いでおります。
よく売ってる化繊のテロテロしたのが嫌ということで、選んだのが型染めの綿の鯉のぼり。
派手さもないし、耐久性とかも劣るんでしょうが、渋くてなかなかのお気に入りです。
松屋町とかにもいって、これにしようか、と決めかけてところ、ネットで検索してて発見したもの。
いわゆる授産施設で製作されたもの。そういうことろだから買ったというのではなく、物自体がよさそうだったので、もし一般のお店で売っていても選んでいたかな。
授産施設のようなところで作成販売されているものを買うときに、いつも考えてしまうこと、これでいいのかと。
少し前の新聞で、「ある人に魚を一匹与えれば、その人は一日食える。 魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食える。」という言葉が出ていて(たぶん)、では、この授産施設のものを買うという行為は、どうなんだろうと。たった一回買うこと、魚を一匹与えることではないか。フェアトレードにしても、それを思ってしまう。
一時的に買うこと、それにフェアというプレミアムがついていようと、安定して、需要がなければ、一時しのぎでしかないのでは。結局、プレミアムがついても不安定な需要より、スター〇ックスのように買い叩いていても、安定して大量に需要があるほうが生産者にとって有益なのでは。
そして、募金、寄付に対しても。確かに一時避難的に、必要なこともあるだろう。魚の取り方を教えてもらっても、今日一日食いつなげなければ何の意味もない。でも、それが本当に問題の根本的な解決に役立っているのか。
話は少しそれるが、大好きな士郎正宗氏の漫画の中で、「余銭で免罪符をかいましょーってか。」(だったかな。)というせりふがあって、言い古された表現なのかも知れないが、寄付に対して禁じえない後ろめたさをうまく言い表しているような。(漫画では、このセリフ言った人物が一番最初に募金していたことが出てきて、その表現がまた面白い。ドミニオンC編は最高に面白い。あれ?甲殻機動隊は、いつの間に別人が書いているのでしょうか。)
でも、まてよ、今回の激甚災害、魚の取り方とか免罪符とか言ってる場合じゃない。軽々しく何か言えるようなことではないけど、関西に住んでてできることは日常生活を営み社会をまわし少しでも義捐金を出すことくらいか。義捐金がどう使われているかも理解せず出捐するのは、まぁ出したという免罪符を買ってるのと同じかもしれませんが。
なにを書こうと思ってたのかな。色々考えてたような気がするけど、何も結論が出てない。寄付も募金も義捐金も授産施設もフェアトレードも、否定してるわけではもちろんないですよ。
為末選手のブログ、面白い。
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1981/09/15
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