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THE 4100D
魔ウンテントレイル イン 野沢温泉

出てきました。65km獲得標高4100m。
3つのセクションに分かれていて、セクションごとにスタートゴール地点を通過する。第一23km、第二14km、第三28km。スタート地点にはドロップバックを置けて、2度通過、荷物交換自由。というレース、しかし野沢温泉は遠かった・・・


土曜日に受付し、早めに就寝。
65km4000アップか、だいたいの目安として100kmまでのレースなら、10km1時間、プラス登り1000mアップごとに1時間で、今回はまぁ10時間くらいが目標かな、とぼんやり考える。制限時間としては夜中12時だか1時くらいまではいけるみたいなので、最悪なにかって、ほぼ歩いても完走できるかな。

朝5時半ごろホテルを出て、6時くらいにはスタートに到着、まだ閑散としてる。
家族とのんびりして(長女と小公女セーラをよんだり)、トイレ渋滞にならんだり。

そうこうしているうちにもうみんなスタートライン並んでるやん!といっても300人程度なので、隙間多くこれなら前に出れそうだと後ろで最後まで家族と。
モンゴルで、現地の人が馬に鞭入れるときに「チョウっー、チョウっー」と言っていたのをみて、父がスタートするときには、息子が「チョウっー、チョウっー」といいながら父のお尻を叩くのが恒例の儀式となっております。

地元の人の太鼓からのいざスタート。
渋滞にはまらないよう、最初だけ少しペースを上げて縫うように前の方にあがる。
温泉街を颯爽と?駆け抜ける。いい雰囲気だ。気合を入れて、上げ過ぎず、かといって下げ過ぎず。自分のペースと言い聞かせる。

少し走って林道へ。少し登っているが、元気なら走っていける程度。ここは押して行こう。
10kmの案内で1時間程度、少しペースが早いか。

本格的な登りに入ると、これはいい。森だ。結構テクニカルなシングルトラック。渡渉に梯子に。
と、途中からは記憶があいまい。もう覚えていない。
そうこうするうちに頂上越して、ゲレンデ下って第一エイド。水が冷えていてうまい!

ここからの下りは、案内でもあった危険個所、風ゴウロ。大きい浮石が多く、とがってるしこれは確かに危険だ。ゆっくり安全に。
立ち止まることがあったけど、冷気が足元を流れる。でも足元だけだし、すぐに動き出したのでよくは分からなかったな。

さらにゲレンデの下り、舗装路の下り。やっぱりゲレンデ下りはきつい。すでにかなり腿前面がやばいし、爪にも違和感出てきた。

3時間かからず第1セクションクリアできたはず。
エイドでいろいろいただき、休憩もそこそこに出発。14km、エイドがないので水をどうしようか迷う。ボトル2本1Lで間に合うか。ドロップバックに入れた500mlのペットボトルを持っていくか。

結局、ボトル2本で間に合うはず、重いの嫌だし、という甘い見込みで出発。これがのちに惨事を招く。

最初は平坦、北竜湖を過ぎて小菅神社への登りに入る。第二は大きな登りはこれ一個。雰囲気のある参道、しかしかなりの斜度だ。汗がしたたり落ちる。やばい、大分水が減ってきている。足りるか。
神社にすぎてもう終わりかと少し多めに水分補給すると、まだ登るやん。

かなり水分やばい感じだ。下りもかなりきつい。下りきるころには水を使い果たす。
下りきればもうエイドのはず、と思っていたら結構ある。やばい、舗装路で暑いし、やばすぎる。
用水路で水汲んで体にかける。しかし、やはり水分が足りないのが致命的だ。

エイドまでゆるい登りも走れない。あつい、きつい・・・

なんとかスタート地点にたどり着くも、脱水、熱中症寸前。
あぁ14kmとなめていた、ペットボトル一本くらい持っていけば。後悔先に立たず、ち○ぽの先も勃たず。

テントの陰に座り込むも、頭痛がする。次の走りにこたえるだろうなと思いながらも、水をがぶ飲み。塩をつけてきゅうり、トマトがうまい。BCAAやらファイテンのサプリやらをぶち込み、20分ほど休憩したかな、座っていてもゴールはできない、と歩きだす。

いきなり灼熱の舗装路で心が折れそうに。北竜湖で颯爽と抜いていった若者も苦しそう。

とにかく暑すぎて、登りで走るとすぐにオーバーヒートしそうなので登りはゆっくり、日陰の平坦~下りがあれば走るという方針にする。

チェックポイントで水を汲みながら、「毎年、こんなに暑いんですか」と聞くと「いや今年は異常、去年はもっと涼しかったよ。水分補給しっかりね。」

やっぱり異常なんか。第一回OSJ山中温泉を思い出す。あれも夏、しかも温泉か。あれはきつかった、全身痙攣、とくに腹筋の痙攣がひどくて動けなかったなぁ、あれに比べれば装備やサプリの準備はできてる。少しは進歩したか。

もう暑くて我慢できず、どこだったかMTBコースで上を脱いで裸に。これは正解、やはり黒系でぴったりした服は暑いときはだめだ。どれだけ濡らしても熱がこもるし。

以降、ゴールまで上半身裸、手にジャージをもって、用水路で濡らしては体に水を掛ける、を繰り返す。おかげで翌日腕が痛い。ザックに入れようかとも思ったけど、水で冷やす時に使ったり、直射日光のときは首に巻いたり。

第一関門と同じ場所にある第四関門に到着。あと15km、がんばればあと2時間でゴールできるか。
久しぶりに携帯を確認、メールで「ゴールの目安は?」「あと2時間くらいかな。」
このやり取りでも、だいぶ打ち間違える。歩きながらというのもあるけど、結構きてるな。

いい感じのトレイル、おおこれだ、ゲレンデじゃなくこれを待ってたんです。
というのもつかの間、残り10kmくらいか、舗装路に。頑張れば4時にゴールできるかもという淡い期待。

しかし、ここからが地獄。延々ゆるい舗装路を下り続ける。つらい、足にくる。時間が進まない。しかし頑張る、もうちょい。
最後のチェックポイントで水汲み可能だが、もう大丈夫だろうとスルー。あとは下るだけ、もう舗装路のみやろう。
なんて甘かった、まさかのラスト5kmでトレイルに入る。しかもそれなりの斜度の下り、これはきつい。ここでこれか。さらにちょっとだけだが登りも。嘘やん、もう走れん。
なんとか歩ききって、再び舗装路に。ここは見覚えがある。あとちょっとだ。

私設エイドで冷たい水ときゅうりをいただく。ここは第三セクションの序盤と数十メートルくらいかぶっていて、これから登りに向かうランナーからすれ違う時に「ナイスラン!」「脱いじゃったかー」と声をかけていただく。

淡々と下る。家族が遊んでいただろう野沢温泉スパリーナ(プール)もすぎる。うちの車は止まってないな、ゴールに行ってくれてるかな。

前にランナー2人見える、がペースを上げるようなことはしない、というかできない。もう足を動かすので精いっぱい。前の選手も、走ったり歩いたりを繰り返してる。

ラスト1km、最後は登り。もう走れないけど、できるかぎり早足で。一人選手を交わし黙々と歩く。その前の選手は走ってたのでもうはるか遠く。駅伝の選手か、登りで追いつかれる。駅伝の選手じゃなければ、ここでこれだけ走れたらすごいなと感心しながらついていけるわけもなくただ見送る。

ああ、ゴールの建物が見えてきた。あそこを登りきれば、芝生に入ってゴールだ。
意地で走りだし、最後の芝のグラウンドに突入。

立ち止まり、家族がいないか確認。コース沿いにはいないなぁ。
と、どうやら荷物をおくテントにいて、少しして気づいてくれてこちらに駆けてくる。
「ノースリーブの選手きたわ、パパちゃうわ、と思って気づかんかったわ。」とのこと。

選手が来てないことを確認して、長男長女はコーステープで入れなかった(遠回りすればはいれたけど。)ので、次女だけ抱っこしてゴール。
以後次女は「パパとゴールしたなぁ!」と何度も言ってくれました、うれしい。

ゴール後はさすがにきつかった。振る舞いの豚汁が本当に身に染みる。野沢菜づけをぶち込んでおかわりもいただく。

少し落ち着いてからリザルトをもらいに。
10時間切れたし、9時間半くらい、なんと総合10位年齢別3位やん。やった、目標達成。

ホテルに戻って風呂入って早々に寝てしまう。

翌日はスポーツパークで遊ぶも、足バキバキで歩行困難。久しぶりに親指の爪も逝ってしまった。

なかなか楽しめた。ただ遠い・・・
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